ゆったり12輪生活。

WR250X、セロー225 1kh、ロードスターNB8C、レガシィBP5の整備、運用記録などをメインに配信します。

ANA プラチナステータス修行 ISGタッチ

僕のブログは基本的にクルマ・バイクが主題なのですが、レアな経験をしたので記事にしてみます。

 

 

ANAステータス修行とは?

世界の航空会社は固定客を作るためにお得意様に対し付加価値の高いサービスを提供することが一般的になっています。

簡単にいえば、ANAをたくさん利用すると、お得意さま会員になり、そのレベルに応じていろいろ特典がつく、ということです。

主には優先搭乗やラウンジ利用権など。

このあたりは公式HPをご参照下さい。

www.ana.co.jp

で、プラチナというランクになると、優先搭乗・ラウンジ無料・手荷物優先・プレミアムエコノミーへの無料アップグレードなどの利益が大きく、さらに有料のクレジットカードを作ると、ずっとそのランクが維持されるという特典があります。(通常、このランク計算は毎年リセットされます)

なので、ANAをよく利用する方はこのプラチナランクが一つ目指すポイントになっています。

僕は仕事でよく飛行機を利用する為、結構利益を享受できるのです。、、、と、言うわけでずっと欲しかったんですね。

目上の方々と行ったときに荷物遅くてひんしゅく買ったりしますし。

 

プラチナステータスになるには

ステータスの計算はプレミアムポイント(PP)というもので判定されます。PPは旅程のマイル数に航路ごとに設定される掛率と料金ランクによる掛率を掛けた値で算出されます。コレが1月1日~12月31日までの間に50000になるとプラチナの権利を得られます。

f:id:shiromirage:20190209215429j:image
たとえば、羽田→伊丹を普通運賃で行くとこのポイント数になります。

f:id:shiromirage:20190209220003j:image

ここから解るとおり、結構キツいです。

僕の利用先はだいたいアジアなんですが、そこまで頻度も多くないので毎年PP30000位が関の山でした。

 

2018年はチャンスだった

ですが、2018年は違います。幸か不幸か、PP倍率のいいオーストラリアに頻繁に行くことになり、PP30776が早期に貯まりました。


f:id:shiromirage:20190209214836j:image

シドニー。キレーだったけど物価が鬼だったなぁ。


f:id:shiromirage:20190209215014j:image


f:id:shiromirage:20190209215116j:image


f:id:shiromirage:20190209215209j:image

アジアのどこか。今年もイロイロ行けて割とエンジョイ

 

さらに国内の細かな出張やアジアを足すと12月時点で44500、さらにもう一回の海外渡航でコンプリート!のつもりだったのですが、出張が流れてしまいました、、、

しかし、なかなかこんなチャンスはない!ということで、あきらめがつかないのでPPを稼ぐ為だけの旅行=PP修行に踏み切りました。

 

PP6500を稼ぐには?

一番効率よく稼げる航路は倍率の高い国内線で距離の長いモノ=沖縄になります。(首都圏からの場合)

計算してみると、早期予約のプレミアムシートで石垣島を往復すると、約PP7000となります。これを修行僧の間ではISGタッチというそうです。

石垣島空港=コードISGにタッチしてリターンするということですね。

空きの関係から僕は

・羽田→那覇 プレミアム


f:id:shiromirage:20190209220035j:image

那覇石垣島


f:id:shiromirage:20190209220053j:image

石垣島→羽田 プレミアム


f:id:shiromirage:20190209220104j:image

にしました。もちろん、人気路線なので週末に掛かると高額になりますので、ド平日の木曜、さらに有給休暇の都合から日帰りです。

こうして、各空港の滞在時間2hrあまりの日帰り沖縄旅行を決行することになりました。

 

前日

朝一の便なので空港近くにお泊まりです。

まずはmikoさんにお誘い頂いてエンデューロ会議!

f:id:shiromirage:20190209212351j:image

この冬にスターターキットを購入されており2019年は競技へガッツリ参戦の模様。

一緒に走れる方が増えるのは嬉しい!

僕はいつになるかわかりませんが、次のWEXが楽しみです。

 

お宿は開店セール中のナインアワーズにしました。
f:id:shiromirage:20190209212423j:image
所謂カプセルホテルなのですが、海外旅行客向けにスタイリッシュになっています。施設は最低限。シャワー、ロッカー、カプセル、ロビーのみ。男女はエレベーターから別れていて、相互に接点は無いようになっています。

f:id:shiromirage:20190209212504j:image

この辺は好みですが、古き良きカプセルホテルのように大浴場、マッサージ、居酒屋、ペイチャンネルはありません。

しかも、外国人ばかり泊まるからか、ロッカーは結構体臭がキツいです。蒲田店は新しいからかマシでしたが、何回か利用した京都は顕著でした。

その分(?)設計が新しく寝心地はすごく良いですし、充電関連も充実してます。f:id:shiromirage:20190209212816j:image

ペイがないからか、ゴトゴトしてるおじさんもいないですし。

約3000円でした。

 

羽田空港

夜は明けて出発。なにげに国内便のANAラウンジは初めてなので、チェックがてら早めに行きます。

f:id:shiromirage:20190209213112j:image

まずは保安検査。専用のレーンがありました。なんと、3ランクあるようで、さらに上位になるとラウンジ直結になるようです。


f:id:shiromirage:20190209213251j:image
f:id:shiromirage:20190209213524j:image

次はラウンジ。国際便とあまり変わらないようですが、飯がありません。コレは誤算。仕方ないから高い売店のパンをビールと合わせて頂きます。ドリンクはソフト・アルコールともにいろいろ提供されてます。

いよいよ、修行スタートです。


f:id:shiromirage:20190209213625j:image

 

羽田~那覇

今回は初のプレミアム利用です。少し広い席と少しイイご飯。

、、、まぁ、2~3時間なら使う必要ないかなぁ、って感じです。

高圧的な客がキャンキャンCAさんに吠えてて不快でしたし。(あまりにうるさかったから口論になってしまった)

感覚的に、小金持ちになって少し見栄張って乗ってるようなヒトはこういう傾向、多い気がします。


f:id:shiromirage:20190209214117j:image


f:id:shiromirage:20190209214139j:image
f:id:shiromirage:20190209214200j:image
f:id:shiromirage:20190209214234j:image

 

那覇

ブログ書いて、ご飯食べてたらすぐ到着!


f:id:shiromirage:20190209220613j:image

2時間待ち時間があったので国際通りへ。

おみやげ買って、すぐ戻ります。


f:id:shiromirage:20190209220437j:image


f:id:shiromirage:20190209221013j:image


f:id:shiromirage:20190209220818j:image

パインパイン。2st125ユーザーに進呈しようかな。


f:id:shiromirage:20190209220943j:image


f:id:shiromirage:20190209221049j:image

建物がアジアっぽいのと、川が潮のにおいだったのが印象的でした。

 

那覇石垣島

飛行機は1時間ほど。

すげーきれいな海でした。
f:id:shiromirage:20190209223402j:image

で、昼食の時間なので、空港で沖縄っぽいご飯を食べます。
f:id:shiromirage:20190209231744j:image
f:id:shiromirage:20190209231817j:image

旨かった!ちょっと空港価格でお高かったですが、満足です。

時間もないので、展望台から景色見て終わり!空の青さが日本じゃないみたい。

ボルネオ島とか、フィリピンの島みたいな感じ。こりゃ、ちゃんと来てみたいです。


f:id:shiromirage:20190209232346j:image


f:id:shiromirage:20190209232424j:image

 

石垣島~羽田

再びプレミアム。

が、時間帯のせいか、朝の軽食と変わりません、、、 

ほぼもりつけ違いのみ。

晩ご飯、楽しみにしてたのになぁ。


f:id:shiromirage:20190209232728j:image

せめてもの抵抗でシャンパン開けてほろ酔いに。

f:id:shiromirage:20190209232808j:image

こうして、無事修行を終えました。


f:id:shiromirage:20190209232900j:image

後日、しっかりプラチナになったのを見届けました。
f:id:shiromirage:20190209234728j:image

 

 

費用

ここで費用を見てみます。


f:id:shiromirage:20190209234143j:image


f:id:shiromirage:20190209234155j:image

羽田~那覇

32390円

那覇~石垣

10000円

石垣~羽田

37690円

合計80080円となりました。

た、たけぇ、、、

今回は全額ANAコインなので実質無料。

こんなの実費じゃ到底行けません、、、

 

感想

率直に言うと、ただただ空しい旅でした。

僕は特に飛行機乗るのが好きという訳ではないですし、有給一日潰したなぁ、って感じです。まだ、往復を別ルートにしたのが救いでした。往復同じだとCA さんに「あっ、先ほどの、、、」的な感じで声をかけられるようですね。

まぁ、1時間の会議のためにつかう方もいるので変じゃないんですが、うまく対応できるほどのコミュ力はないのでキョドってしまっていたと思います。 二度とやらなくていい、という前提でなければ僕としては辛かったです。

ただ、今まで見向きもしていなかった石垣島への興味は増しました。次はしっかり旅行に来たいと思います。

以上、すこし趣向は異なりますが、白みら的PP修行でした。

 

セロー225 チェーンテンショナー ボールベアリング化

今回はぶっ壊れたドライブチェーンテンショナーを修理するついでにアップグレードしてみました。

 

 

ドライブチェーンテンショナー

簡単に言うと、サスが伸び方向/縮み方向にストロークした際、チェーンの遊びが増えすぎて外れたり暴れたりしないようにする部品です。左上の○のが部品一式で、左下の矢印部に装着されていて、常にチェーンと接して回転/摺動しています。


f:id:shiromirage:20190208231256j:image

しかし、セローには残念ながら樹脂軸受けが採用されており、お世辞にもスムーズには回りません。特にリアスプロケを大径化すると負荷が増大します。


f:id:shiromirage:20190208231141j:image
f:id:shiromirage:20190208231218j:image

ぼろぼろ、、、

軸受けまで溶けています。

 

修理するも、、

早速純正部品で修理しました。


f:id:shiromirage:20190208231503j:image

、、、しかし、1日で壊れました。

軸までチェーンで磨耗していて、テンショナが転がらなかったようです。

たまたま壊れたのに気付いた場所がナップス。そこでこんなモノを見つけます。
f:id:shiromirage:20190208231758j:image

 

 

軸受けがボールベアリングになったアフターパーツです。おそらく、高性能オフロードバイクはボールベアリングが採用されているのでしょう。穴径的にセローの軸にはあわなさそうですが、取り付けボルトには合いそうです。

 

装着

行程的には

・軸切断

・端面処理

・装着

、、、シンプルです。

あと、装着前に新しいテンショナのベアリングに耐水グリスを詰めました。

おまじないですね。
f:id:shiromirage:20190208234015j:image

 

 

 

軸は糸のこで切り落としました。ディスクグラインダーを使いたかったのですが、騒音を立てれない状況だったので。(娘が産まれて2週間!

 

一時間弱かかって切断。


f:id:shiromirage:20190208234116j:image

、、、めっちゃチェーンが食い込んでますね、、、

実は譲ってもらったときからチェーンの取り回しがおかしく、テンショナの下を通っており、ダメージを与えていたようです。

 

断面を出来るだけボルト穴と垂直になるようにヤスリで仕上げます。

f:id:shiromirage:20190208233107j:image

Before


f:id:shiromirage:20190208233136j:image

After

 

正直、ディスクグラインダー使えば5分の作業です。クリアランスが無いからリアアームは外すと思いますが。

切断できたら、ねじ穴をタップで修正して、ワッシャーを噛ませてイイ感じの長さの六角穴付きボルトで留めて完了です。


f:id:shiromirage:20190208233651j:image

ねじ穴が怪しかったので、セルフロックナットを追加、たっぷりロックタイトを塗布しています。

 

効果

きれいに回るだけで大満足だったのですが、めちゃくちゃ軽くホイールが回るようになりました。

これ、相当のロス低減になると思います。

駆動ロスというのはどんな乗り物でもバカにできない、というのが実感できました。

エンジンのパワー上げるのはお金がかかりますが、駆動系でロスしては意味がありません。

チェーン、スプロケ、ホイールベアリング、潤滑、、、これらのメンテをきっちりやるほうが、リスクなく気持ち良くなれると想います!

 

ただ、手放しでオススメできる訳ではありません。耐久性は未知数ですし、フレームに手を入れることになります。デメリットを検討する必要がありますね。

 

まとめ

セロー225のドライブチェーンテンショナをボールベアリングに変えるとロスが大幅軽減しました。さらに交換も楽になって、お安くなりました。一石三鳥!

以上です。

 

セロー225 1KHへPWK28装着(作業ポイントあり)

おひさしぶりです。相変わらずの遅筆ですが、今回は85年式セローのカスタムという名のレストアです。特に最初期型のセローをお乗りの方にオススメです。


f:id:shiromirage:20190125135051j:image

 

 

経緯

僕のセロー225は85年式の最初期型です。キックオンリーで非常に軽量なので扱いやすいのですが、もう33才ということでやたら手がかかります。

f:id:shiromirage:20190125140753j:image

WEXに出場するまでに

・キャブのオーバーホール

・タンクの錆びとり

CDIの交換

クラッチのオーバーホール

・タペットクリアランス調整

アーシング

・バッテリーレス化

・フロントフォークDT200化&オーバーホール

・リヤサスリンクDT200化

・リヤサス交換

悪戦苦闘は以下の記事をご参照下さい。

 

shiromirage.hatenablog.com

shiromirage.hatenablog.com

shiromirage.hatenablog.com

shiromirage.hatenablog.com

 

、、、そろそろ愛想が尽きそうです。

が、WR250Xを手放した今、気軽に使えるバイクは必要です。

夏のWEX以降、長々放置してしまったので再びキャブのオーバーホールをしましたが、やたらと冬季の冷間始動性が悪いんです。

もともと数回~十回程度キックしないとかからないのですが、正月に試したとき、一時間以上掛かりませんでした。

いろいろ調べましたが、火は飛んでるし、エアクリに詰まりはなく、燃料ホースやタンクに詰まりはありません。インシュレーターも昨年新調したばかり。怪しいのはキャブとエアクリ~キャブをつなぐジョイントくらい。

しかし、、、


f:id:shiromirage:20190125135603j:image

(ヒストリックモデル!!!!

f:id:shiromirage:20190125135643j:image
f:id:shiromirage:20190125135658j:image

f:id:shiromirage:20190125135709j:image

 

既に純正キャブもジョイントも廃盤です。

そこで定番カスタムであるキャブのPWK28に踏み切ることにしました。

 

PWK28?

これはケーヒンの2サイクル用のレーシングキャブで、口径的にかなり小排気量向けのラインナップとなります。(125EXCはφ36、その他モトクロッサーはφ38)

ですが、どなたが始めたか解りませんが、このキャブの2サイクルオイル用のラインを潰して流用すると、かなりレスポンスが良くなるとのことです。

f:id:shiromirage:20190125135943j:image

セローは最初期型以外は負圧式キャブを使用しています。

負圧式キャブはスロットルバルブを直接開けずに間接的にダイヤフラムがエンジンの負圧量に従って混合気量をコントロールする、、、そうです。なんとなくですが、一度ゴムの薄板を介してコントロールするのでレスポンス悪そうですよね。実際、急にアクセルを開けるとマイルドに加速しますし、開けすぎてストールすることもないので楽になります。


f:id:shiromirage:20190125140002j:image

 

対して、最初期型やPWKは直接スロットルが開くので、単純にアクセル開度にあわせて混合気量が決まります。なので、低速からいきなり全開とかにするとボコつく、、、そうです。(僕は感じたことありませんが。


f:id:shiromirage:20190125140014j:image

 

オフロード走行でアクセルレスポンスは重要視されるので、大多数の初期型以外のユーザーはこれをねらった訳です。

僕の場合は、既に強制開閉なので単純にキャブの新調になりますね。

 

キットを買った

セロー&トリッカー界隈では有名なタンデムさんから、ポン付けできるキットが販売されています。

おすすめ|バイク屋タンデム セロー250 トリッカー トレッキング 愛知県高浜市www.tandem-kt.com

内容は

・セッティング済みキャブ本体

・ジェット×1

・スロットルケーブル、スロットル

・インシュレーター

・加工済みエアクリーナー吸入口

・燃料ホース

です。

f:id:shiromirage:20190125140407j:image
恐らくヤマハの純正部品が流用されていますが、なによりセッティング済みというのがありがたいです。

 

ポン付け?

説明書通り装着します。

キャブ周りが窮屈なくらいで特に難しい作業はありませんでしたが、冬なので寒く、ゴム全般が入りにくかったので、ヒートガンで炙りながら装着していきます。


f:id:shiromirage:20190125140441j:image

あとはキャブだけ!と息巻いた時に気づきました。キャブ→エアクリボックスのジョイントの長さが全然足りないのです。


f:id:shiromirage:20190125140459j:image

恐らく最初期型のキャブは他の型式に比べ、全幅が長いのだと思います。

、、、そして、1KHにこのキット使う方はあまりいらっしゃらないんですね。

泣く泣くこの日は作業をあきらめ、3RW用のジョイントを仕入れます。f:id:shiromirage:20190125140542j:image

 

装着完了

これがジョイントの差です。f:id:shiromirage:20190125140521j:image

明らかですね。実はエアクリボックスも品番が違うので冷や冷やしていましたが、問題なく挿入できました。

f:id:shiromirage:20190125140608j:image

各部のグリスアップ、本締め、遊びや干渉を確認してやっと完成です。

説明書にもありましたが、スロットルチューブやワイヤーはエンジンオイルでの潤滑が気持ち良くて好きです。このあたりはシリコンスプレーつかったり、専用グリス使ったり、好みが分かれそうな所です。

 

、、、とはいうものの、部品がそろってさえいれば1時間くらいの作業ですね。

燃料ホースの取り回しが違うのと、アイドリング、ジェットスクリューあたりは調整要です。(取説にかいてあります

 

結果

意を決して始動、、、なんと一発で掛かります!!今までの苦労がウソみたいです。

レスポンスも解らないかと思いましたが、激変です。めちゃくちゃ元気になったように感じました。

その後、窓ガラスが凍るほどの低温の朝にも試しましたが、2~3キックで問題なくかかります。

やはり、今までの始動性の悪さはキャブかジョイントだったようです。

掛かった金額は約4万円。安いか高いかは個人の判断ですが、僕は満足度が非常に高かったのでコスパは高いと感じました。

なにより、吸気~燃料供給系が新調されたということでコンディションがリセットされたのが大きいです。

 

まとめ

低温下の始動性が極悪だったセロー225 1KHがタンデムさんのPWK28キット(+3RWのエアクリジョイント)で劇的に改善し、レスポンスアップのオマケまでついて来ました。

お困りの方には非常にオススメです!


f:id:shiromirage:20190125140720j:image

WR250Xをがっつりエンデューロ仕様にしてみた

しばらく暖めてしまった感がありますが、WR250Xを性能にこだわってオフロード仕様にしてみました。無い腕は金で補うスタイルです。

、、、と、いうのは半分。楽しさ優先で組んでみました。

じつはWR250Xはもう手元にないのですが、思い出しながらの執筆です。(※私が調べた限りの情報ですので、間違っていたらすみません。)


f:id:shiromirage:20181221193200j:image

 

 

WR250X↔WR250Rの違い

WR250Xはご存じの通り、「オフロードのR1」をめざして作られた高性能トレール、WR250Rをベースに舗装路を快適に走れるよう設計変更したモタードバイクです。

よって、かなりの数の部品が共用ですが、主に下記の部品が違うと言われています。

・前後サスペンション

・ホイール

・フロントブレーキ

・エンジンECU

僕のWR250Xは既に吸排気・ECUに手を加えていたので、最初の3つの変更とエンデューロ参戦に必要と思われるものの変更を実施しました。


f:id:shiromirage:20181222015203j:image


f:id:shiromirage:20181222071909j:image

上の2枚は同じバイクです。外装変わると印象もガラッと変わります。

 

サスペンション

言わずもがな、走破性、操安性に直結するパーツです。

X用はR用に比べてスプリングが固かったり、ストロークが短くされていたりするようですが、大きく違うのは内部のバルブのセッティングまで手を加えられているということです。このバルブはフロントフォークの中に入っているオイルに流動抵抗を与える部品で、サスペンションの減衰力を設定するパーツです。そして、ここをいじるというのはノウハウが必要であり、専門性の高い作業になります。

当初はスプリングだけ組み替えて安上がりに変更しようと思っていましたが、たまたまヤフオクに出物が。

ケンズパワーでエンデューロR仕様にセッティングされた前後サスペンションASSYです。

www.kenspower.com

幸運にもそれほど高騰することなく落札されたので、深く考えることなくポンづけです。

エンデューロ仕様」の内容は

・ソフト&ロングスプリングに変更

・リバルビング

・低フリクションオイルシール(確か)

ストローク延長

本気すぎる内容です。R純正と比較できない僕にはもったいない...

リアサス変更する際は、リンクのグリスアップをオススメします。僕は毎年やっていますが、せっかく外すので、見てみて下さい。

僕は定番のコレを使ってます。

 

 


f:id:shiromirage:20181222072102j:image

セロー225との比較。太っといですね。

 

 

 

フロントブレーキ

ブレーキの相違点は

・マスターシリンダー

・キャリパー本体

ブレーキローター

・ブレーキホースサポート(フォークガード)

結構ありますね。マスターシリンダーはそのままでもいいという方もいますが、効きすぎるのが怖いのと、もとに戻す時に面倒なので、マスターからキャリパーまでひとまとめで交換しました。これならポンづけ。エア抜き等の作業も発生しません。


f:id:shiromirage:20181222072308j:image

これまたヤフオクで準備したのですが、怖いので一式(ピストンシール、マスターシリンダーキット)をOHしてから組みました。

両方とも専用品ではないようなのですが、R用のキャリパーピストンは黒っぽい硬質コートが施工されており、ダートでの耐久性を考慮しているように感じました。


f:id:shiromirage:20181222072348j:image

面白いのはセローとの比較。セロー2251khも同じようにブレーキ系をオーバーホールしたのですが、ガードは断然セローが豪華。ディスクガードは純正でついてますし、ピストンのシールも蛇腹ゴム+スプリングピンで強固にダストから守ってます。恐らく、セロー225はオフ車でのドラムブレーキ→ディスクブレーキの過渡期だったんですね。だからメーカーはダストに慎重だったのかも。バブル期だったことや、シールやピストンの高性能化もあるかもしれませんね。そんな風に思いを巡らせるのも楽しかったです。


f:id:shiromirage:20181222072532j:image

 

なお、キャリパーを換えずに流用する場合は、ローター径が違うのでホイール側のローターをキャリアごと変更する必要があります。結構いいお値段ですし、耐久性が未知数なので僕は避けました。

Z-WHEEL | DF_MOTOwww.dirtfreak.co.jp

 

 

ホイール

これはもうASSY交換しかありません。なぜか中古相場が高騰しているので、Y'sGEARから出ているセットを買うのがいいと思います。

 

 

親切にもローター&スプロケ付き!手間が省けます。(スプロケはダンパーが悪さをしてチェーンが外れたりするそうなのでおすすめしませんが)

エンデューロ仕様化にあたり、スプロケは50丁(!!)にしました。当然、チェーンが足りなくなるので用意が必要です。


f:id:shiromirage:20181222072704j:image

フロントを下げるという手もあるようですが、僕はチェーン脱落リスクが怖かったのでリアのみ変更しました。なお、フロントも純正は静音ダンパー付きなのですが、 これもチェーン脱落リスクがあるようなので、競技など、ハードに使う方はサンスターあたりのやつに変更しておくのがいいと思います。

なお、50丁にすると若干チェーンがチェーンガイドに干渉しますが、しばらく使っていると樹脂部分がいい感じで削れます。僕の場合は金属部分への干渉はありませんでした。

僕は“林道制歯”のデザインが好きで愛用してます。(性能はわかりませんw)

 

 

その他

ここからは「あったほうがいい」と思う装備です。転倒前提の競技なのでガード類メインですね。

・樹脂アンダーガード

アンダーガードはエンジンとかドレンボルトを守るのに必須ですが、樹脂だと引っ掛かりが少なくて、更に軽量なのでいいようです。


f:id:shiromirage:20181222095203j:image

 

 

 

・外装一式 

きれいな外装は置いておきたかったので、、、性能的には、フォークガードだけはブレーキホースの取り回しに関わるので交換したほうがいいと思います。

 

 

・前後ディスクガード

これは変形時のダメージを考慮して樹脂製がいいと思います。こんなの、金属であろうとディスクの変形は防げないと思ってます。ガードよりローターの方が強そうですし。主にダストとか泥の侵入を防いで異常磨耗を防ぐ...くらいの気持ちで装着ですね。金属性だとガードが変形したら取り返しのつかないダメージをブレーキ系に与えることがあるそうです。アチェルビスのローターガードはキャリパーも少しカバーしてくれます。因みに、マウンティングキットのガードの両方を用意する必要があります。

 

 

 

・ファンスイッチ 

WR250Xのラジエーターはなぜか片側のみで、すこしスタックすると簡単に温度が上がります。もともと冷却は足りない感じなので、常にオンにして回し続けてます。また、平均速度が高いと邪魔にもなるようですので、用途によって検討するのがいいと思います。薄さ重視でこれを使ってみました。

 

 

ラジエーター液

おまじない程度でポリエチレングリコールに変更しています。比熱の差もありますが、エチレングリコールよりも無害なはずなので、処理が楽かもしれません。

本当にレースのみなら真水を毎回交換が安上がりで放熱性も良いですし、お金をかけるならワコーズなどから専用クーラントがでています。(クルマの競技やってたときは真水かワコーズを使ってました)

 

 

・ZETAクラッチパーチCP

ZETAが誇る高級クラッチホルダーASSYです。耐久性がないとか色々言われるZETA製品ですが、これは素直におすすめです。クラッチが劇的に軽くなるところまではDRCのウルトラライトクラッチと同じですが、取り合いが自然なのでケーブルが痛みません。ワークスライダーも使ってるとか。唯一の欠点は高すぎることでしょうか。2万円弱します。

別にオフロードだけに有効な訳ではないので元から付けてましたが、特にエンデューロクラッチ使うシチュエーションが多いので有効かと思います。

 

・転倒・クラッチニュートラルセンサー無効化

上記のパーチCPを使用するとクラッチセンサーが装着できなくなります。このままだと、ギアの入った状態ではセルが効かなくなります。そこで、すべてセンサーを殺します。これにより、リカバリーが容易になります。(これの不便さに気づかず、勝沼で○ぬ一因になりました)

 

・キックスタンド変更

サスペンション交換&ホイール交換にともない、車高が上がりますのでX用のスタンドでは不安定になります。車高にあった長さに変更しましょう。確か純正で3000円程度。

 

・ハンドガード

もともと装着していましたが、クローズタイプが防御力の点でオススメです。僕は転倒時に角度が変わらないようにクランプマウントにしました。


f:id:shiromirage:20181222105002j:image

ハンドルに挟み込むタイプが取り付けは楽なのですが、転倒の衝撃で角度が変わった際に最悪、ブレーキ配管にダメージを与えることがあります。ブレーキ系は致命傷になり得るので、なるべくリスクは避けたいですね。セローとEXCにはこのタイプ付けてますが、なるべく強固に固定できるボルト2本固定タイプにしています。

 

 

 

 

・フォークボトムガード

ヤマハ車用のフロントフォークの底を守る治具です。イモネジをホームセンターで売っているクロモリに変えて耐久性を上げています。

 

だいたい、これだけです。

 

比較

 

Before

f:id:shiromirage:20181223234402j:image


f:id:shiromirage:20181223234621j:image

 

After
f:id:shiromirage:20181223234209j:image
f:id:shiromirage:20181223234241j:image

 

・足付き
まず、めちゃくちゃ車高が上がり、片足すらつかなくなりました。

もともとXの時は両足のつま先がついていたのが、R仕様にしてからは半ケツずらしてやっと片足につくぐらいです。

こんなのでエンデューロは腕のない僕には辛すぎるので、サス調整で足付きを改善しました。

・リアサス:サスペンションユニットの下部にある全高調整ネジを使いました。スプリングのプリロードはサグ出しに使いました。

・フロントサス:突き出し量を、15mmにしました。これはハンドルに干渉する一歩手前でした。性能は一切考慮していません。とにかく足付き重視です。

これで、170cm体重63kgの僕はギリギリ両足がつくようになりました。

 

・乗り味

どんなサスがエンデューロに向くのか?などはわかりませんが、標準の減衰では堅すぎる気がしました。きっと、結構ジャンプ飛ぶような方はいいのかも。僕は怖いので前後とも柔らかい方から2~4番目ちょうどいい感じでした。この設定で、1速から2輪共浮くような小ジャンプで充分いなせるくらい。

2速からの滞空時間が長めのジャンプや、ミスってフロントから落ちるようなシチュエーションではフロントが「カシャン」と底づきします。

通常走行時のギャップの走破性はセローとは段違い。楽に走れるし疲れません。初めていつもの河川敷に持ち込んだ時に感動しました。爺ヶ岳の石やウッズも随分楽に行けました。セルもすぐ掛かるので、転けないシチュエーションでのリカバリー性は最高です。

エンジンも「低速がない」とか「谷が酷い」とか言われてますが、燃調の設定次第で程良く粘るし、上も結構パワフルです。(CO設定もありますが、吸排気両方いじった場合はサブコンでの補正が必須かと思います)

 

・ネック

やはり、重いです。このバイクのオフロードでのネックはここに尽きると思います。132kg。セロー225比で30kg、125EXC比で35kg程度重いです。

132kgは現代のトレールバイクとしてはそこまで重い感じではないと思うのですが、何回も転けたり、楽なリカバリー方法がわからない初心者には結構辛いです。

実際、9月の勝沼ではリカバリーのしすぎで力尽きてDNFとなっています。これは鍛えたり効率のよいリカバリーを覚えることで十分補えると思います。実際、WEXでも90C、90D、120Cあたりだと結構出てますし、良い成績も残されている方がいます。

何より、デビュー時には高名な鈴木健二さんがISDEで結果を残されてますし。

 

かかった費用

おおよそです。

サス:前後約120000円(中古)

ホイール:前後約50000円

ブレーキ :約20000円(中古)

アンダーガード:約7000円(中古)

ブレーキガード:約11000円(マウント込み)

キックスタンド :約3000円

スイッチ:約3500円

外装:約5000円(かなりやれた中古)

合計 約219500円

結構お高いので、気軽にはできない感じもありますね、、、

 

雑感

僕としては非常に有効なセッティングでしたし、WEX参戦が楽しくなりました!

結果的には、より爽快感の強い125EXCに乗り換えてしまいましたが、メンテサイクルを気にせずある程度乗りっぱなしに出来て、街乗りから高速道路までラクにこなせるポジションのバイクはなかなか無いと思います。

ツーリングもレースも、オンロードも一台で楽しみたい!という方には国産の部品の安さも手伝って最高の一台になるのではないでしょうか?もし、オフ、オンどちらかしか走ったことの無い方は、お財布が許せばぜひ試されることをおすすめします!

2018年4度目のクロカンレース WEX-GAIA

1月にWEX-WEST最終戦のGAIAに120minで参戦してきました。


f:id:shiromirage:20181220200540j:image

 

 

なお、この記事はバイクAdvent calendar 2018の21日目の記事として執筆しました。

良記事揃いなので、他の記事も是非ご覧ください!

adventar.org

 

 

準備

毎度恒例ですが、準備から。

・オフ練習:幸運にも、平日3連休取れることになっていたので、2日間は埼玉県川越市のオフロードビレッジでみっちり練習。主にショートコースと広場で基礎&小ジャンプの練習を、たまに本コースでアクセルを開ける練習をしました。WR250Xはケンズパワーさんのエンデューロサスを装着していますが、やわらかめの設定では本コースのギャップで飛んだときに底付きを感じたため、無理はせずとにかく直線を開ける練習。途中、貸し切り状態になったので1時間位走りっぱなしとかもやってみました。

いままでの河川敷コースでは狭いのもあってここまで全開にできる機会は少なかったのと、小ジャンプが怖くなくなったことで少しだけ、オフロードが怖くなくなった気がしました。


f:id:shiromirage:20181220181658j:image

 

 

・ニューマシン:全くの想定外でしたが、レースをご一緒させてもらっている裏のロードサービスさんのツテでJon it.さんからKTM 125EXC SIXDAYSを紹介いただきました。上記の3連休の最終日に見に行ったのですが、ひとめぼれで即購入。これには裏話があり、ぼっちバイカーさんはじめいろいろな方から「子供を授かってからのレーサー購入は非常に困難」とアドバイスいただいており、カミさんの了解を取り、年内にレーサー購入を決めていたのでした。この辺りは別記事にくわしく書いていますので、良かったら読んでみて下さい。

shiromirage.hatenablog.com

 

125EXCは整備も完了しており、まさにReady to Race。

さらにWEXトップライダーのチャンマイさんこと石本麻衣さん(このあだ名が一般的なのかは謎)に一日かけて成田MXPでアドバイスもいただけ、至れり尽くせり。とってもいいお買い物でした。こういうのって、初心者であればあるほど、へたくそであればあるほどありがたい対応だと思います。少し家から遠いのですが、継続してお世話になりたいと思うような対応をしていただきました。


f:id:shiromirage:20181220182214j:image

 

・サプリ:今回もアミノバイタルをレースウィークから摂取してます。今回は初の120minなので気合いを入れて高級バージョンにしてみました。

 

アミノバイタル プロ 30本入箱

アミノバイタル プロ 30本入箱

 

 

 

・目標:今回は自身初の120minです。いつも通りの完走に加え、ナメクジ落ち阻止(同行者界隈で下位3名にならないこと)としました。珍しく今回は順位を目標にしていました。 

 

コース

ぼくはGAIAは初めてでしたが、難所の少ない初心者向けのコースと聞きました。

構成的にはモトクロスコース+外周+ウッズ+人工セクション1箇所(エスケープあり)という構成。走るだけなら全然難所はないと思いましたが、ウッズの立木の間隔が狭く、コツコツハンドルに当たる僕にとっては未知のセクションでした。

f:id:shiromirage:20181220182641j:image

ここは日ごろ、林道を走っている人にはなじみが深いのかもしれません。

みなさんにアドバイス頂いてクローズエンドのハンドガードにしたのが良かったです。おかげでケガなく、マシントラブルもなく完走できました!

 

セクションスクール

モトクロスコースは通常営業&Jon it.さんのコンプリートマシンの試乗会ということもあり、ウッズメインでした。主に丸太とガレ場のアドバイスだったのですが、全部エスケープを決めこんでいた僕は少し消化不足。

試乗か、半日モトクロス場を走ってEXCに慣熟すべきだったと、これを書きながら思いました。

 

前日

今回は最近勢力を拡大中のラジエーターズのWEX参戦組、ぼっちライダーさん率いるHTR、えすぷろさん率いる房総リンドゥ部、みすちさんらに同行させていただきました。

GAIAはスキー場に近いということもあり、極寒と聞いていましたが、キャンプスキルの高い皆さんのおかげで超快適!人権味溢れるスラム(?)ですごしました。


f:id:shiromirage:20181220183027j:image


f:id:shiromirage:20181220183659j:image

裏のロードサービスさんのラム、療養中のネットペンギンさんの鍋・たこ焼き、29ライダーさんのおでん&森伊蔵によりサイコーの前日祭となりました。


f:id:shiromirage:20181220183523j:image

この辺りは今年でバイクを休止されることになっている主賓のぼっちバイカーさんのブログカルケンさんのブログに詳細が記載されています。とにかく、20人越えの宴会で、しかもほぼ全員が120C参戦ということで、レース参加者の5~6割は顔見知り、というレースになりました。こんなことはなかなかあるまい。しかも10名弱は初対面。自分もレースでしか会ったことほとんどないのに受けて入れてくれる、すげー集団だな、としみじみ思いました。

(チャンマイさんも来てくれはりましたし。熱烈ファンのカルケンさんの反応が楽しかった。)

人数が多すぎて全員としゃべれなかったのが残念。時間が足りない!


f:id:shiromirage:20181220193225j:image
引用:ぼっちバイカーさんのブログ

もうちょっとご一緒したかったですね!

 

レース

夜もぐっすり寝れたし、快適に望めました。昨晩より不調(エンジン始動NG)を訴えていたタッケマンさん駆るアズマさん号(X-trainer)も無事始動。タンクキャップを開けてみたところガソリンが供給され始めたので、エア抜き弁の故障と思われますが、こんなとこ壊れるんかぁ、と、しみじみ思いました。トレール車はそもそもこんなところに弁はありませんし。


f:id:shiromirage:20181220183837j:image

 

90とは違い、レースは昼からなのでなんだかソワソワします。

ダブルエントリーのぼっちバイカーさん、裏のロードサービスさん、ビッグワンのオーシアさんをを応援しに行ったり、早めにご飯食べたり。



f:id:shiromirage:20181220190334j:image


f:id:shiromirage:20181220184959j:image


f:id:shiromirage:20181220185024j:image

 

そんなこんなで13時になり出走前。

僕は腕は全然ですが、レース経験だけはもう4回目。落ち着いてスタートできました。


f:id:shiromirage:20181220190211j:image


f:id:shiromirage:20181220190232j:image

 

走りだすと、恒例のダンゴ状態。無理せず走っていきます。


f:id:shiromirage:20181220191716j:image

この時、たくさん知り合いがいたのが非常に印象的でした。とくにラジエーターズはピンクのパーカーなので分かりやすい。否応なしにテンションは高まります。


f:id:shiromirage:20181220190638j:image

・・・と、ウッズに入ったところで前走者が坂の下で転倒、ラインを潰しているところに落下。その方に突っ込むことはなかったですが、頭からコケて集団からはぐれます。

で、気が動転していたのか、誰かについていったところ、行き止まりに。

深呼吸して気を落ち着けてコースに入りました。


f:id:shiromirage:20181220190523j:image

 

ここで大幅ロスして17分台。先頭集団にはこの時点でラップされてます。

その後は大きな転倒なくペースもアップ。

2サイクルサウンド全開のロングストレートやちょっとした坂がめちゃくちゃ楽しい。


f:id:shiromirage:20181220190442j:image

 

やっと最初のミスを挽回し、CRF250”L”のイケさんに追いつき、プッシュするも、集中を失ったりコース選択をミスして1周に1~2回コケてしまい結局追いつけず。


f:id:shiromirage:20181220190707j:image

8週目にやっと抜けた!と思った矢先、しょうもないミスで枝にハンドルを取られてよろめき、谷側へ転倒。リカバリーしやすそうな谷底へバイクを下ろしたのが間違いでした。

落ち葉の敷き詰められた谷の下はヤチ(泥沼)になっており、知らずにアクセルをふかしていたら、タイヤが2/3ほど埋まってしまい身動きが取れなくなりました。

みすちさんが心配してバイク止めて声援をおくってくださったものの、結局、マーシャルさんが助けてくださるまで復帰はかないませんでした。この時、ちょうど120min経過するかしないかくらい。最後の一周のカウントをもらうために全開でゴールへ戻ります。(恐らくこのペースは自己最速だったと思う)


f:id:shiromirage:20181220190753j:image

もう、だいぶ時間もた経っていたと思うのですが、観戦に来てくださってた皆さんが迎えてくださり、レース終了となりました。(待っててくれてホントに嬉しかった...!)


f:id:shiromirage:20181220191754j:image

(間に合った!!のガッツポーズ)

 


f:id:shiromirage:20181220192037j:image


f:id:shiromirage:20181220192056j:image


f:id:shiromirage:20181220192122j:image


f:id:shiromirage:20181220192142j:image


f:id:shiromirage:20181220192201j:image

(気が抜けて最後わだちでこけた、、、HTRだけで3名コケた模様)

 


f:id:shiromirage:20181220192218j:image

迎えてくださったなかにマシン借りたはずのタッケマンさんとYZ125Xのにしさんが...!

お二人ともマシントラブルのようで、残念ながらリタイアの模様。

タッケさんはカルケンさんとの熱き煽りあいがあっただけに残念でしたが、また来年にご一緒したいところです。

 

同行のみなさんの結果

120Cはお知り合いが多かったのもあって表彰式は盛り上がりました。

えすぷろさん、のすけさん、裏のロードサービスさん、ぼっちバイカーさん、嘘八さん、、、

えすぷろさんは120Cを越えた速さを見せてましたし、嘘八さんは常連。他の3方は初表彰台。

裏のロードサービスさん、ぼっちバイカーさんは40とのダブルヘッダーで熱い戦いを繰り広げていました。(結果はぼっちバイカーさんのブログを確認!)

 

えすぷろさんはどうも給油ロスが結構効いていた模様。既にビッグタンクを用意して次シーズンに備えている模様です。(成績が楽しみ...!)


f:id:shiromirage:20181220192403j:image

 

雑感

 結果は惨憺たるもので、ほぼブービー。最初突っ込まなかったら...谷底まで押さなかったら...とかいろいろ思ってしまうのですが、転倒者避けるのも、ヤバイ場所かぎ分けるのもエンデューロの大事な技術。そもそも自信がなくてラインの選択肢がないのが問題なのです。このへんは林道経験がモノを言うと痛感しました。

悪いとこは明白なんですが、いいところも少し見えてきました。

まず、オフロードビレッジで実施したMXコースの練習は効果てきめんでした。

僕にとってはパワフルなEXCもところどころ全開にできたし、アクセル開けてる方が安定するというのも体感できた。スタンディングで全開にできる。7月に講習受けてずっと意識してる加速姿勢がすこしずつしっくり来はじめた感じがします。


f:id:shiromirage:20181220192504j:image

あと、やっぱり根詰めて120分走ることでどんどんEXCに馴染んでくるのが感じられました。最初はおっかなびっくり、ウッズも足つきながら走ってたんですが、思いきってスタンディングに切り替えたら岩も轍もスムーズに行けたり。ある程度スピード上げれば更に安定するのが感じられたり。(その辺のさじ加減ができずに枝に引っ掛かっちゃったんですが)


f:id:shiromirage:20181220192620j:image

サスがものすごく良いので、なるべくバイクの邪魔しないよう力が抜けるとスムーズになった気がしたり。

そういうのを感じれたヤチにハマるまでの一周、自分の中ではすごーく滑らかに走れた感があって気持ち良かったんです。もちろん、他人から見れば全然速くなんかないと思うんですが、「あのペースで走り続けたい」という思いが今でも心に残ってます。

これからシーズンオフを経て出産と、イベントが続き乗れる機会も減りますが、マイペースで練習を重ね、「あのペース」を再現できるよう精進したいと思います。

 

来年度の活動

このブログ読んで下さってる方で気にして下さってる方はそれほどいないと思いますが、すこし自分語りを。人生における大きなイベントが続くので、今みたいなペースでは参戦できないと思いますが、一段落したら近場からWEXには出たいと思います。

恐らく、しばらくはAMで帰れる90+40ダブルヘッダーが濃厚ですが、様子を見て...ですね。

HTRは残念ながらボスのぼっちバイカーさんの活動休止もあって解散となりましたが、代わりに発足した新組織のうちの遅い方、NKG(ナメクジ)レーシングに移行し、今お世話になってるみなさんとおバイクしたいと思います。

f:id:shiromirage:20181220193025j:image
         

目指せ、上部団体メンバー喰い!!

【ついにレーサー】KTM 125EXC SIXDAYS MY2015購入&初期レビュー

ついに、というかやっぱりレーサーを購入しました!

世界最高級原付2種マシンのKTM 125EXC SIXDAYS 2015年式です!

経緯とか、超初心者目線のレビューをしたいと思います。f:id:shiromirage:20181208210757j:image

 

なお、この記事は「バイク Advent Calendar 2018 - Adventar」12日目の記事として書いています。(更新頻度少ないけどイベント参加したいマン)

adventar.org

 

 

レーサーに心奪われるまで

実はWEX-G Autumnの際、全力で楽しむ為にも目玉イベントの試乗会に参加するつもりでいました。気になっていたのはBetaのX-trainer。


f:id:shiromirage:20181208210912j:image

名前の通り、クロスカントリー用レーサーの入門マシンとして企画されたマシンだそうです。ものすごく軽くてコンパクトな車体、2st250のトルク感溢れるセル付きエンジンにお手頃な価格。HEDにも大人気の一台です。、、、が、試乗を探しにブースに行ったところ、残念ながら在庫なし。代わりにビビりながらハイエンド機のRR2T125と250に試乗したところ、めちゃくちゃ乗りやすかったんです。特に125。

f:id:shiromirage:20181208210932j:image

めちゃくちゃ軽い上に低速トルクは十分、回せばものすごいパワフルだし、なんと言っても足が感動的なまでに良感触。WR250Xじゃ、ゴツゴツして開けれない下りが空を飛んでるかのようにスムーズ。

数値的にはめちゃくちゃシート高が高いのですが、一人乗り専用のサスは沈み込みも大きく、スリムな車体は足の開きを押さえてくれます。結局、足さえ載せてしまえばトレールのWR250X(オフ仕様)より足付きもイイ、という状態でした。(170cm63kg男子)

コレが衝撃的で、心は2st125に奪われてしまいました。

バイクそのものの好き嫌いでいえば、見た目のお気に入りは断然WR250Xです。(オーダーのデカールなんだから当たり前)

f:id:shiromirage:20181208211017j:image

でも、結婚してからはツーリングにも行けないし、走っても近くのダートか桶スポのみ、、、

トレールである利点が見いだせなくなっていたのも後押ししました。

 

そこから必死でカミさんにプレゼン。

・125だから任意保険がクルマの特約で賄える

・WR250Xと交換

・軽いからケガリスク低減

周りの皆さんの意見を聞いて、上記を押してみました。すると、試乗の後の僕の顔が相当緩んでいたらしく、今のおバイクと交換なら、と快くOK頂きました。

 

選定

お許しを得られたので即、選定に入ります。我が家は2019年1月には出産の予定。

もし、出産後になってしまったら、心変わりしてしまうかもしれないし、バタバタして始められない。WR250Xの中古相場も下がってしまう可能性もあるので、年内購入を目指しました。

候補は

1位 :ヤマハ YZ125X


f:id:shiromirage:20181208211156j:image

2位:Beta X-trainer250


f:id:shiromirage:20181208210912j:image

3位:HUSQVARNA TE125


f:id:shiromirage:20181208211211j:image

4位:KTM 125EXC

f:id:shiromirage:20181208211223j:image

ですが、実際はYZ125Xの気持ちでおり、いつもWEXで一緒のにしさんにお願いして試乗させて頂いたりしていました。(現実的に手がとどきそうなのがYZとX-trainerしかなく、ランニングコストや部品供給はYZが圧倒的に優位だったのです...)

試乗の感想としては、YZ125Xの方がサスは固いし、エンジンもピーキー。RR2Tより手ごわい感じでした。同じ125でもかなり違う感触だったので、いいお話がなければ12月のJECさんが主催する大試乗会後に確定する予定でした。各社最新マシンをゴロゴロ持ち寄るので、かなりおすすめだそうです。(結局行けませんでした、、、)

jecpromotion.com

 

突然の出会い

このような状況だということを、いつもWEXに同行させてもらっている皆さんに話したところ、裏のロードサービスさんより、格安の125EXC SIXDAYSのお話を頂き、お店に行くことに。お店は木更津のJon It.さん。

www.facebook.com

今年オープンされたばかりのようで、ピカピカの工場でした。オフロードバイク屋でここまでキレイにしてるのは感動。

ピットにはほとんど土とか落ちてないし、置いてるおバイクもみんな酷使されてそうなオフロードバイクなのにピカピカ。

話を聞けば、洗車は基本的に外装バラシから始めるそう。徹底的すぎる。

シャーシメンテの話も目から鱗で「ここまでやるんか」ってなりました。オフロードバイク界隈では一般的なのかもしれませんが、マトモなお店に行ったことなかったので目から鱗状態。

もちろん、125EXCも良かったのですが、お話を聞いてみて、安心して即決しました。(店長の原田さんがオフロード始めた時に使ってたマシンだそうです)

 

納車時のおまけ

 実は確認に行った際に既に整備はバッチリ。保安部品はありませんが、走るだけならRady to Race状態でした。ちょうど翌週はいつものWEX参戦組(HTR界隈)と成田MXPで練習の予定だったので成田に行く前に受け取りに来るとお伝えしたところ、「じゃあ成田受け渡しで。一緒に走りましょう!」とのお誘い!

なんとほぼ丸一日、Jon it.さんの所属ライダーのチャンマイさんこと、石本麻衣さんからアドバイスを頂けたのでした。(この愛称、HTR界隈でしか聞かないけど、誰が言い出したんだろ??)

今回はコースもバイクも初めてだったのですが、アドバイスを沢山頂いて後半は割と楽しく走れてたので、ものすごくありがたかったです。こ難しそうな2stレーサーがフレンドリーに感じたのはこのアドバイスのおかげかも。

(前半はぶっ転がりまくって何度も助けて貰い、ひたすら申し訳なかった、、、)


f:id:shiromirage:20181211224356j:image

 

実は、チャンマイさんは7月に受けたクロスミッションスクールの講師の一人でした。

crossmissionblog.wordpress.com

組は違ったので直接教えて貰った訳ではありませんでしたが、僕についてくれてた渡邉誉さんとフリーでヒュンヒュン走ってたのが印象的でした。

今回、間近で走ってるところを見れましたが、バイクをMTBのような軽やかさで操るライディングに関心しきり。「ほぇー」って感じで見てました。「バイクと友達」って感じ。

次はもうちょっと慣れてから、またスクールに参加したいと思います。

※この”納車のおまけ”はJon it.さんの通常サービスでやっているのか、たまたま予定が合ったからやって頂けたのかは判りません。気になる方はご相談してみることをお勧めします。

 

インプレ

内容に入るまでに、僕のレベルを書きます。

3月にセロー225に乗り始め、爽やかフラット林道2回、ゲロマディのオフビ1回、スクール参加一回。河川敷は5~6回ほど練習して、あとはWEXの90Dに3回参加して半分より下程度が2回とDNF1回。まぁ、かなり低レベルということです。

・125EXCとは

KTMから発売されているフルサイズ(前21インチ/後18or19インチタイヤ)の最小排気量レーサーです。”EXC”というのは、エンデユーロ用かつ、公道走行が可能なものにつけられるネーミングのようです。(現在、125の2stモデルは公道走行NGのXC-Wのみのラインナップになってます)

中でも、SIXDAYS仕様はISDE(the FIM International SixDays Enduro)にレンタルで参戦するエントラントのための車両として作られた実践版で、サスやその他の装備が豪華になっているモデルです。(この年式の125EXCはSIXDAYSしか輸入されてなかったようですが)

 

・車体

シート高はRR2T125と同じく、非常に高いです。腰より上にシートが来る感じ。しかし、乗ってしまえば足がつくのも一緒。若干幅は広い気もしますが、気になりません。重量は半乾燥で97kg。コレはなんと、高校の時に乗ってた原付のNS-1と4kgしか変わりません。


f:id:shiromirage:20181209220330j:image

(同じ仕様に乗ってました、便利なメットインもあるし、高校生の定番!、、、そういえばこいつもキックオンリー)

クッソ軽い!!トランポに乗せるのもラクラク。気になるポイントとして、一点のみ。ハンドルの切れ角がかなり少なく感じます。元々、KTMはフォークが太いのもあり

2ストモデルは切れ角が少ないそうですが、この個体はラジエーターガードがフォークに当たるので、更に狭まってます。

数ミリだとは思うんですが、切れ角のあるセローとかWR250Xに乗ってたので凄い違和感。たちゴケしたり、コースで崖落ちしかけました、、、 練習と言うか、慣れが必要ですね。

f:id:shiromirage:20181208212712j:image

 

ブレーキはブレンボクラッチはマグラ。


f:id:shiromirage:20181208224346j:image
f:id:shiromirage:20181208224507j:image

SIXDAYS仕様ということもあってか、おしげなく高級パーツが奢られています。油圧クラッチはめちゃくちゃ軽く、半クラもしやすいです。

ただ、メッシュホースがついてる割に、フロントブレーキはふにゃふにゃしてて、カッチカチだったWR250からの変更は慣熟が必要です。(でも、ふにゃふにゃのほうがダートだとリスク低そう)

 

・足回り

文句なくイイ!セロー(DT200R仕様)からWR250R(Ken's powerエンデューロ仕様)に乗り換えた時も感動でしたが、その数段上。

RR2T125に乗った感動と同系統。(正直、RR2Tとの違いはよくわかんないです)

凸凹はラクラクだし、ハネても怖くない。

リアがリンクレスで、下りで転びやすいという話は聞きますが、テクが無いのでよく分かんないです。違いの解る男になりたい。


f:id:shiromirage:20181208212834j:image
f:id:shiromirage:20181208212900j:image

 

・エンジン

すっごくパワフル、かつ低速から割とねばるので初心者には扱いやすいと思います。音も凄くよい。学生の頃NS-1とNSR50にずっと乗っていた僕としては青春時代を思い出させるサウンドです。


f:id:shiromirage:20181208213225j:image

ホント、素人目線なんですが、試乗できたRR2T125とYZ125Xと比べると僕の体感でこんな感じ。

高回転のパワー感

YZ125X>=RR2T>125EXC

低回転のトルク感

RR2T125>=125EXC>>YZ125X

こう見るとなんだか微妙に見えますが、そうじゃなく、扱いやすいということ。

ピーキーなマシンを意のままに扱うのはロマンの塊ですが、初心者にはアクセル開度を多くできるマシンが結果的に速い気がします。そもそも、250、450とも同じ土俵のWEXで、125同士で厳密に張り合う意味はあまりないかもしれません。とにかく、僕にはフレンドリーでした。(それぞれのマシンの状態も違うので、レビュー正確さは保証しかねます)

あと、重要なことに、始動方法があります。

普通のレースでは、「レース中にエンジン止めるようなミスがあったら終わり」なので、キックか押し掛け(外部スターター)が一般的なレーサーではデフォルトですが、エンデューロは少し違って結構な頻度でかけ直すシチュエーションが(下手であればあるほど)ありますし、長いレースだから充分巻き返せます。

なので、セルが付いていたり(特に4st)しますが、この125EXCはキックオンリー。

これは小排気量で掛けやすいのと、軽量化の為だと思いますが、最新の150~125はメーカーによっては装着しているので、楽に再始動させるのがトレンドなんでしょうね。バッテリーがかなり軽くなってきたのも大きいかも知れません。

 

・全体

速い。 乗りやすい。疲れない。

これらはWR250X、セロー225とのコース走行での比較ですが、おそらくめちゃくちゃいいサスと原付並みの軽さからくるもの。本来は速いマシンなので疲労が多くなりそうですが、足とか腕に来る筋肉疲労は少ないと思いました。

代わりにスピードレンジが上がったからか、緊張感で軽い頭痛がありました。(5時間走行後) まぁ、これは慣れの問題だと思います。

フルサイズオフロードレーサーの最小排気量=入門マシン(?)かと思っていましたが、軽さは十分に武器になると思います。(特に転倒の多い初心者)


f:id:shiromirage:20181211232915j:image

 

あとがき

 根がオタクなのもあって、2回しか乗ってないのに性能云々をバラバラ思うままに書いてみましたが、一番感じたのは、「オフロードがより楽しくなった」ことです。

いけるところや、やれること、挑戦する回数がトレールより格段に増えました。

たった二回(成田MXP1日+WEX-GAIA120C)しか乗ってませんが、それは確信しています。お金や運搬手段、いろいろハードルはあると思いますが、オフロードを楽しむ方で状況が許される方は、是非、検討してもらいたいと思います。

 

とりとめのない感じになりましたが、こんな感じです。

今、エンジンを腰上/下両方のOH+保安部品取付でJon it.さんにお預け中なので、書いてるそばから乗りたい気持ちが湧いてますが、ガマンして子供を迎える準備をしています。またほとぼりが冷めたら、ぼちぼち乗って、気づいたところなどアップデートしていきたいと思います。

 

2018年3度目のクロカンレースWEX-G Autumn

いつもながらの遅筆です。

10月に爺ヶ岳で開かれたWEX-Gに90Dクラスで出場してきました!
f:id:shiromirage:20181201230328j:image

 

 

準備

 

前回の勝沼はDNFと悔しすぎる結果に終わったため、今回はさらにフィジカル充実化に励みました。

メニューは

・スクワット×30

・腹筋×30→のちにプランク1分目標に変更

・背筋×20

・腕立て×20

・ゴムバンドを使った肩上げ×20

上記を3set

・グリップを使った握力・・・手が釣りそうになるまで

これを勝沼終了後~大会2日前まで実施しました。

もちろん、プロティン摂取は欠かしません。

おいしかったのは、Be Legendのベリベリベリーザバスのリッチショコラ味。飽きるので、気分で飲み分けてました。f:id:shiromirage:20181201224828j:image

本来であればランニングや長時間ライドなどの耐久力を上げる運動を取り入れるべきですが、家事との両立が前提なので、家族が寝静まった後、屋内でできる運動をメインに実施してました。

あと、気軽にできるバイク練習として、庭(?)でのスタンディング末切り八の字というのも実施。ステップ荷重で曲がる感覚を養います。

 

最後はサプリメント

今回はBCAAサプリを積極的に摂取しました。開催4日前からアミノバイタルを3袋、前日は倍量を摂取して臨みます。

 

コース


f:id:shiromirage:20181201225037j:image

Twitter界隈で騒がれていましたが、かなり難易度を下げた設定となっていました。

90minは見せ場のFunガレクライムがカット。120minでもCompガレはカットされていました。僕としては、前回Funガレを攻略しきれなかったことがしこりとして引っかかっていたので120に参戦したい気持ちはありましたが、カミさんの負担、ほかの参戦者と走ってみたい!という気持ちから90Dとなりました。

 

前日

 

7月同様、爺ヶ岳は盛況のため、セクションスクールが2部構成。レース出場をレベルアップの機会と捉えているのでここは迷わず両方参加としました。

今回は嫁さんもぜひ観戦したい、ということで妊婦を朝4時ごろから連れ出しての参戦となります...(すまん。)

今回はTwitterで絡みのあった

・みすちさん:勝沼からWEX参戦!ピッカピカの新車のX-trainerでの参戦。(カッコ良かった...)

・よっしーさん:トリッカーでクロカンレース初参戦ということですが、ラジエーターズの構成員ということで期待です。(ひそかに対抗心はあった)

・たにしさん:飯盒炊爨の名手。有名ブロガーでバリバリに決まったCRF450RXで参戦。長期療養からの復帰戦とのことでした。

(たにしさんのレポート:http://blog.livedoor.jp/tanisi_corp/archives/51897027.html)

・Masakiさん:勝沼40minでオーバーオール。パリピっぷりを見せつけたYZ125X使い

・にしさん:いっつも120Cで上位を争うYZ125X使い。左近山登山部。

の皆さんとご一緒させていただきました。



f:id:shiromirage:20181201225752j:image

 

セクションスクール

 

合計約5時間程度、みっちり走りました。

感触としては、7月より石が大きくなっており、思ったより走りにくい。

あと、何でもない移動路と思っていた坂が予想外にイゴリポイントとなっており、一人で走っていれば問題ないものの、走りやすいラインを外すと速度を載せられない僕は厳しい感じでした。

ここは練習で何度もイゴった為、コツをつかんで本番へ参加できたのは大きかった。

また、イゴるたびにマーシャルの方にリカバー方法(乗り方、引き起こしかた、ハンドルの向きなど)を教えてもらえたのが大きかった。体力のない自分にとって132kgのWRは重量級。いかに無駄なくリカバーするか、が非常に重要となります。

あとの場所は基本的に難所はなく、楽しく走れる構成です。

ただ、数回ガレでこけてるうちに、ハンドガードのアンカーボルトが破断、ずれてフロントフォークに挟まってハンドルが切れなくなるというトラブルがありました。

(突然、全然曲がらなくなってコース外に落ちた。怖かった。。。)

アンカーボルトを調達しようと、出店されているショップをかけずりまわるものの、取り扱いなし。途方に暮れていたところ、にしさんが提供してくださり、事なきを得ました!!また、アンカーの摘出など、パドックみんなで作業をしてくれ、当事者の僕がアンカー探してる間に作業が終わってました。

やはりオフローダーはトラブルのにおいに敏感!!(とてもありがたかったです)


f:id:shiromirage:20181201225922j:image

 

ありがたい炊き出し

 

昼食はみすちさん、よっしーさんが豚汁や焼き肉を持参してくださり、カミさんともどもありがたくいただきました。ノンアルビールですでに優勝気分!


f:id:shiromirage:20181201230906j:image

晩飯はさらに、たにしさんの飯盒炊爨もいただき、楽しい夜になりました。

たにしさんも奥さんがご一緒だったということもあってか、皆さん紳士的に接してくださり、カミさんもたいそうご満悦の様子でした。

(人見知りが激しいのでそうは見えなかったかもしれませんが)


f:id:shiromirage:20181201230938j:image


f:id:shiromirage:20181201231111j:image

 

8時頃、我が家は妊娠中ということもあり、少し離れたコテージへ。

ここがまた、オーナー夫婦が軽快なトークとおいしいコーヒーでお出迎え下さり、とてもレース前とは思えない環境。朝ごはんをみんなで囲むのがこの宿のスタンダードらしく、5時頃出発するのを残念にされていました。

ここは子供が少し育ったら普通に旅行として泊まりに来たいお宿でした。

カントリーインキャンプ

https://www.jalan.net/yad317100/?yadNo=317100&convertedFlg=1


f:id:shiromirage:20181201231146j:image

 

レース

 

実は当日まで、爺ヶ岳の天気予報は雨でした。

勝沼でマディ路面にPTSDを発症した僕は祈る気持ちで朝、外に出ましたが、全く路面は濡れていない、と、いうかピーカンの秋晴れ!!

否応なくテンションは高まります。


f:id:shiromirage:20181201231557j:image

現地到着後、我々90D参戦組は7時前から準備をはじめます。

f:id:shiromirage:20181201231925j:image


f:id:shiromirage:20181201231624j:image

装具のチェック。

空気圧のチェック。

エアバルブのずれの確認。

オイルの確認。

ハイドレーションの調合とセット。

3回目にもなるとさすがにソワソワ感は落ち着きましたが、一つ一つの工程がテンションを上げていきます。

準備が終わってみんなでトイレの話をしていると突然便意がわき、フル装備でトイレに駆け込む羽目に。集合写真とか撮ろうと思ってたのに締まりません。


f:id:shiromirage:20181201231711j:image

 

そうこうしているうちにスタート。

今回の目標は

・楽しく完走

・”レース”をする

・五体満足で帰る

です。カミさんの前で大けがとかしたら今後の活動に使用が出かねませんからね。


f:id:shiromirage:20181201231803j:image

 

レース自体は、前日に5時間もスクールがあったのもあってか全体的にハイペース。

イゴリポイントの坂も数本ラインを見つけていたので、大したダメージなく通過。

淡々と周回を重ねられました。


f:id:shiromirage:20181201231855j:image

2週目のゴール付近でよっしーさんが散ってましたが、救護がすでに動いていたのでストップせずに続行。2回ほどMASAKIさんに抜かれるような、あんまり開けられないナメクジ走りが続きますが、自分の走りにひたすら集中して少しずつペースアップ。


f:id:shiromirage:20181201232022j:image

途中、おそらく僕と同じくらいの初心者のXR250をとらえ、何度も抜こうとプッシュして微妙に抜けない。。。というのが半周ほど続いた後にようやくパスした際はうれしかった。多分、最下位争いに近い小競り合いなのですが、”レースしてる”感はすごくありました。


f:id:shiromirage:20181201232059j:image

 

そんな感じで最終周、ウッズでかち合った上位のバイクに轢かれて後輪に巻き込まれて30mくらい引きずられたり僕的な事件はあったものの、大きなイゴリはなく、無事に90minを完走しました。

 

f:id:shiromirage:20181201234918p:plain

f:id:shiromirage:20181201234937p:plain

(これ、ヘルカメなのにこの視点なんだよ??左腕がリアフェンダーにすっぽり入るし全然止まってくれないしすっげー怖かったよ...手がスプロケに巻き込まれなくて本当に良かった...)

f:id:shiromirage:20181201232153j:image

実は、時間的にはもう一周行けると思い込んでいたのですが、ゴールギリギリで一位の方に1秒差くらいで抜かれたため終了。撮れ高は大きいですが、若干の消化不良感とともに完走。


f:id:shiromirage:20181201232233j:image

僕の3回目のクロカンレースは幕を閉じました。


f:id:shiromirage:20181201232300j:image

結果は90Dで18/29位。全体で109/147位。まだまだです。


f:id:shiromirage:20181201233236j:image

 

レース後

 

パドックによっしーさんがいなかったので救護室に行ったところ、元気そうなよっしーさんがいて一安心でしたが、誰かが間違えて眼鏡を持って帰ってしまったため、帰宅困難に。(みすちさんがレース後同行の上購入、無事に帰れたようです!)

みすちさん、MASAKIさんと同行の方は今回も表彰台。MASAKIさんは1位ではなかったので控えめのパリピっぷりを披露してました。


f:id:shiromirage:20181201232326j:image

にしさんは120の参戦でお昼からなのですが、次の日カミさんが仕事ということもあり、後ろ髪惹かれながら帰宅しました。(5位入賞!おめでとうございます!!)

 

反省点

 

次回までの改善点です。

・腕上りが酷かった:2周目くらいがピークで、筋肉痛に近い鈍痛がありました。ただ、ハンドルを握れなくなるほどではなく、ある時を境に全く痛くなくなりました。

とはいえ、つらいことには違いがないので、次回は何か対策をして挑みます。

・スピードレンジが低い:これはもう、字のごとくですが、遅いです。これには、「コケたらリカバリーが怖い」ということもあり、守りに入ってました。次までにモトクロス場で練習を積んで、もう少しアクセル開度多めで行きたいと思います。

 

所感

 

気持ちいい天気や、一度もマーシャルさんにお世話にならなかったということもあり、非常に満足度の高いレースになりました。レース後に印象的だったのは、あまり疲労感がなかったこと。これはイゴらなかったことも大きくありましたが、一か月のフィジカルメニューとサプリの効果といえると思います。

うまく走れたことから、「もっと走りたい」という気持ちが大きくなってきますし、コースの難易度UPを鑑みても十分120minが走れそうな感触を得ました。

また、僕たちがものすごく楽しそうにしているのをカミさんがみて、ある程度この趣味への理解を深めてくれたことがものすごく嬉しかった。

やはり、レースの度にコソコソ2日も家開けるのは後ろめたいし、お金もかかる遊びなので。

ただ、帰りにボソッと言われた「あんたはビビりで安全運転やから、おっきなケガとかしなさそうやね」ってのがものすごくつらかったですが。


f:id:shiromirage:20181201235542j:image

 

 

と、いうわけで今回のレースも凄く楽しかった!!次のWEX-GAIAは120Cでの参戦を予定しています。